半信半疑で 練習を始めたのが昨年の秋。
大きなチャレンジに向かう時、人には二つのタイプがあると思う。
ひとつは立派に宣言してから、自らにプレッシャーを課して練習を積みかさねる、めっぽう明るくて健康的なタイプである。
もう一方は自信がないうちは人に明かさず、とりあえず様子を見ながら練習を積んで ある程度 いけるかな(?)と思った時に、ようやく「走ろうかと思っている」と小さく宣言するタイプ。
大きなチャレンジに向かう時、人には二つのタイプがあると思う。
ひとつは立派に宣言してから、自らにプレッシャーを課して練習を積みかさねる、めっぽう明るくて健康的なタイプである。
もう一方は自信がないうちは人に明かさず、とりあえず様子を見ながら練習を積んで ある程度 いけるかな(?)と思った時に、ようやく「走ろうかと思っている」と小さく宣言するタイプ。
後者はフルマラソンに初挑戦となれば、一人隠れてフルマラソンの距離を走ったりする。ちょっとネクラでもある。
私は明らかに後者に属する。関西ではこれも「ええかっこしい」に入るのだと思うが、自分には出来るだけプレッシャーをかけないけれども、陰で練習しながらクールを装い、あわよくばなどと考えるところが少しずるい。
ところが、敵は100キロ隠し通すには獲物が大きすぎた。
訳も分からずやたらに練習して、気がつけば体調を崩していた。
やむなくお医者ランナーのO先生に相談すればやりすぎと診断され、科学者らしい論理的なアドバイスをいただいたが、これでサロマ挑戦の決意を固めることができた。そろそろと身近な人に体調の報告を含めて初挑戦を宣言したが、予想外の反応の大きさに驚いた。
同時にさまざまなアドバイスをいただいた。
E氏は無言で「余計なこと気にせんとやれ!」と言われるし、
「自分のやり方で走らんと面白くないぞ」とK氏、
「自分の力で走ってこそ完走の真の喜びがある」とH氏。
とにかく「医者にかかるように」とO氏。
ほんとにたくさんの心温まるメール、貴重な体験談、お言葉をいただいた。嬉しくもあったが“ええかっこしい”にとっては恥ずかしくもあった。(すべての検査は問題なし)
もう真っ向勝負で、体調を整えながら練習に望み、5月には350キロを踏んだ。
とりわけ7時間走では12周を走りきれて、拍手で迎えられ、早すぎるがすでに感激した。
「練習は充分出来ているから大丈夫!」との、ほぼ全員によるプラス思考のアドバイスが私をその気にさせてくれたが、それがけっこうなプレッシャーにもなった。なかなか心は複雑である。
長距離の場合 走った距離は裏切らない と聞いたがまさにその通り。無事・終始幸せな気持ちランでゴール出来た。 (詳しい土井善晴サロマ・ランの記録はランナーズを読んで下さい)
完走後の松寿司で、100キロはスタート地点にたった時には半分は終わっているというお話しを伺った。
家族の事、仕事の事、練習の事、体調の事、あらゆる矛盾する問題をひとつひとつ克服してスタートに立つ。
まさにその通りだった。7時間走では、みんなの世話をするばかりで、雨の中を走らずに見守って頂いた芝山さんに80キロ手前で追いつかれ、そのまま抜きさられた。
芝山さんは いつ練習されるだろう?
全身に水をかけながら走る森村さんには100キロの間に3〜4回も追い抜かされ、何度も声をかけていただいたが、こちらは一度も追い越した記憶がないのに 森村さんの走りは謎であった。
黄色いシャツを着て走ったのは、もう6年前初フルマラソン以来でしたが、その威力を改めて思い知りました。明走会の皆さまには、心よりお礼を申し上げます。
「ほんとうに ありがとうございました!
これからもどうぞよろしくお願い致します。」
私は明らかに後者に属する。関西ではこれも「ええかっこしい」に入るのだと思うが、自分には出来るだけプレッシャーをかけないけれども、陰で練習しながらクールを装い、あわよくばなどと考えるところが少しずるい。
ところが、敵は100キロ隠し通すには獲物が大きすぎた。
訳も分からずやたらに練習して、気がつけば体調を崩していた。
やむなくお医者ランナーのO先生に相談すればやりすぎと診断され、科学者らしい論理的なアドバイスをいただいたが、これでサロマ挑戦の決意を固めることができた。そろそろと身近な人に体調の報告を含めて初挑戦を宣言したが、予想外の反応の大きさに驚いた。
同時にさまざまなアドバイスをいただいた。
E氏は無言で「余計なこと気にせんとやれ!」と言われるし、
「自分のやり方で走らんと面白くないぞ」とK氏、
「自分の力で走ってこそ完走の真の喜びがある」とH氏。
とにかく「医者にかかるように」とO氏。
ほんとにたくさんの心温まるメール、貴重な体験談、お言葉をいただいた。嬉しくもあったが“ええかっこしい”にとっては恥ずかしくもあった。(すべての検査は問題なし)
もう真っ向勝負で、体調を整えながら練習に望み、5月には350キロを踏んだ。
とりわけ7時間走では12周を走りきれて、拍手で迎えられ、早すぎるがすでに感激した。
「練習は充分出来ているから大丈夫!」との、ほぼ全員によるプラス思考のアドバイスが私をその気にさせてくれたが、それがけっこうなプレッシャーにもなった。なかなか心は複雑である。
長距離の場合 走った距離は裏切らない と聞いたがまさにその通り。無事・終始幸せな気持ちランでゴール出来た。 (詳しい土井善晴サロマ・ランの記録はランナーズを読んで下さい)
完走後の松寿司で、100キロはスタート地点にたった時には半分は終わっているというお話しを伺った。
家族の事、仕事の事、練習の事、体調の事、あらゆる矛盾する問題をひとつひとつ克服してスタートに立つ。
まさにその通りだった。7時間走では、みんなの世話をするばかりで、雨の中を走らずに見守って頂いた芝山さんに80キロ手前で追いつかれ、そのまま抜きさられた。
芝山さんは いつ練習されるだろう?
全身に水をかけながら走る森村さんには100キロの間に3〜4回も追い抜かされ、何度も声をかけていただいたが、こちらは一度も追い越した記憶がないのに 森村さんの走りは謎であった。
黄色いシャツを着て走ったのは、もう6年前初フルマラソン以来でしたが、その威力を改めて思い知りました。明走会の皆さまには、心よりお礼を申し上げます。
「ほんとうに ありがとうございました!
これからもどうぞよろしくお願い致します。」
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この記事へのコメント
楽しく読ませて頂きました。やはり練習し過ぎで体調を崩すというのはある事なんですね。 私はフルマラソンを走り切るのにも四苦八苦しておりますが、100キロというのはどんな世界なのでしょう。いつかは挑戦してみたいと思います。 また、私も明走会に参加させて頂き、一番大切なのはお仲間だ、という事を身を持って教えられています。 今後、更なるご活躍と参戦記を楽しみにしております。
2008/06/24(火) 23:25:37 | URL | 久保田篤 #qX0/ui2M[ 編集]
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