夜のマンハッタンのピアノバーでよくお会いしておりましたが、ある日突然84年のNYマラソンに参加する決意とランニングの魅力を何度も聞かされ、仲間に入るように勧誘されました。

しかし当時は、今から思うと非常に残念なのですが、「走る」と言う文字は私の辞書にはなく、丁重にお断り致しました。　

ただ頭の片隅には森部さんの熱いお誘いの言葉が残っており、日本へ帰った後に９６年の初めてのマラソン挑戦はNYと決め、日本より遠征して完走致しました。　

そして第四章あたりから明走会に参加させて頂いた後に、２００１年夏にシカゴへ転勤し、現在に至っております。

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さて今回のレポートですが、

来月の夢舞と同じ日10/12に当地でもシカゴマラソンが開催されます。

その丁度一ヶ月前の今週の日曜日9/14　ハリケーンIKEの影響で歴史的豪雨のなかシカゴハーフマラソンが開催されました。　

本番前の慣らしに最適なこのレースは人気も高く、今年は18,000人の参加が予想されておりましたが、あまりにひどい雨と前日から降り続く雨の影響で、家屋浸水、道路冠水がいたるところで発生し会場へ到着できないランナーもかなりいたようです。　

実際の参加者は１１,０７８人。　日本のレースも最近はそうでしょうが、うち女性が６,６１５人と過半数をはるかに越えた華やかなレースでした。　女性は強し！


当日は早朝から雨が止まずスタート時点で早くもズブヌレ状態。



スタート前にトイレに並ぶランナー達。




一向に止む気配の無い中、コースはミシガン湖の脇を走る高速道路を閉鎖して我々ランナーに開放してくれたという贅沢な設定でした。　

雨さえなければシカゴの高層ビル群が湖ごしに見えるすばらいい景色で気分は最高のはずでしたがさすがに辛かったです。

　　　　　　


＞シカゴハーフ参加の皆様へ
＞あいにく当日は雨模様のようですが、本番のシカゴマラソン当日も雨の可能性はあります。　
＞本番へ向けて絶好の練習ができる我々はなんてラッキーなんでしょうか！！

これは事前に私が仲間に流したメールですが、

送った本人か一番後悔しました・・・。　

しかし約20名の仲間は誰一人として棄権もなく、おかげで何とか参加者全員完走できました！　

参加した仲間の全員が、もし一人の参加なら100％キャンセルだったと言うのが実感です。　

ただ翌日会社であの雨の中走ったと報告するとまったくの変人あつかい。

やっぱし我々は少し異常？　M？・・・・ 

マラソンの時にいつもボランティアの皆さんには感謝しますが、こんな豪雨の中でも笑顔でボランティアしてくれる人、応援してくれる人には本当にありがたく感謝の気持ちで一杯です（涙）

シカゴランナーズの恒例行事として、
レースの後に中華街へくりだし飲茶パーティーが開催されます。

今回は、エリートランナー２人が残念なことに日本へ帰国される事になったので
その歓送会も兼ねて盛大に盛り上がりました。　

ハーフ走った直後にも関わらず皆さんの食欲旺盛なのはいつもながら驚かされました。

あいにくの雨でレース前後の写真は取れませんでしたが、

皆満足の明走会シカゴ支部の集合写真で締めくくります。




稚拙な文章でお恥ずかしいのですが、次回は本番のシカゴマラソンをレポートしたいと思います。


シカゴハーフの写真のリンク早速お送ります。
http://picasaweb.google.com/tatsushikishikaw/ChiRunnersSep08?authkey=PH_GiH2Tc9Y

大会のWebサイトです
http://www.chicagohalfmarathon.com/